日時:4月24日(土)
場所:日本ライトハウス情報文化センター(肥後橋)
新館4階第1会議室
本日の出席者:濱田滋子さん・濱田恒一さん・濱田麻邑さん・
足立さん・小林さん(午前中のみ参加)・大垣真帆さん・
大垣由賀さん・牧内さん・戸田さん・桑山さん・国武さん・
久保田さん(午前中のみ参加)・西岡先生・濱野真士
<本日の例会内容>
①連絡事項
(1)第14回マルチメディアデイジー図書製作講習会
5月8日・9日
会場:大阪教育大学天王寺キャンパス315号室(定員約60人)
講師:國武・久保田・濱野(真)・桑山・戸田・濱田(恒)
(2)京都市ICT活用支援員高松様からの要請により、
京都市総合教育センターにて、マルチメディアデイジー図書の
説明を実施。(河村さんと濱田)
(3)大阪市立中央図書館主催のマルチメディアデイジー図書
製作講習会(「こども・ゆめ基金」の助成による)へ講師派遣予定。
(7月24日(土)・25日(日))
担当は国武講師
(4)2010年度総会は、6月に実施予定です。
(詳細は、後日メーリングリスト等で連絡します。)
<フォローアップ研修>
「Save as DAISY」で図書を作ろう
講師:濱田麻邑さん
テキスト:「WordからDAISYを作ってみよう!
DAISY Translator V2 利用の手引き」
by マイクロソフト株式会社・NPO法人ATDO
教材:「河村宏講演・論文集 その8」
(日本語版を使って、wordで製作したもの)
★Wordを使ってのデイジー図書の製作方法
①DAISYスタイルの表示方法
*「word2007」
→「ホーム」メニューにある「スタイル」の
右下の方をクリックする。
*「word2003」と「wordXP」
→「書式」メニュー内にある「スタイルと書式」を選択。
②タイトル(表題)部分の作成方法
→タイトルの部分を選択後、「スタイル」のリストから
「表題(DAISY)」を選択。
③見出しの作成:(例)h1を作成:「見出し1」を選択。
④ページの作成方法
→「アクセシビリティ」メニュー内の「設定」を開き、
「ページ番号」の「カスタム」と「自動」の2種類あるが、
「自動」を選ぶ。
⑤「word」で製作したデイジー図書の保存方法
:必ず、「word2007(.docx)」の形式で保存する。
⑥合成音声の入ったデイジー図書の作成方法
→「DAISYとして保存」から「音声とテキストのDAISY」内の
「DAISY pipeline TTSNarrator」を選ぶ。
⑦wordで作成したデイジー図書のフォルダ名は、
必ず、”半角英数”で入力する。
⑧「Save as DAISY」で製作したデイジー図書の再生
→「AMIS3.1」では再生できるが、
「AMIS2.6」では、表示されない。
⑨読みの訂正方法
・「コントロールパネル」→「音声認識」→「設定」→
「登録したい単語(例:真士)」と「読み方(カタカナで記入(例:まさと))」
→「アクセント変更」→「終了」
⑩センテンス(ハイライト)の長さの変更
→ハイライトする部分を選択後、「
スタイル」のリストから「Span(DAISY)」を選択。
<午後の部>
* 製作者からの気になる点
①ローマ字の表など、表のデイジー化はどうするのか。
→表については、「Save as DAISY」で対応可。
(但し、tableタグはレイアウトには使わない。)
②文章の構造分析→階層のつけ方
③再生確認はAMIS3.1でした方がいいか?
→ユーザーがAMIS2.6を使っている場合が多いことをかんがえると、
製作はみんながAMIS3.1にしてしまわない方がいい。
AMIS2.6と3.1とでの確認者が混在している方がいいと思われる。
④全ルビにすると反転に問題がおこる場合がある。
→ルビを振る漢字の範囲を変えると問題が解消する。
⑤daisy validator でノーエラーだったものが次にエラーになることがある。
→daisy validator を再起動する。
⑥見開きで内容が2ページにわたって続く場合のページタグの処理は
どうしたらいいか。
→2ページ分のページタグを一度に列記する。
⑦メールでの質問への返事が難しい。
→メールでの質疑応答には限界があります。
質問者はできるだけ例会を利用して質問をだすようにお願いします。
*製作についてのお願い
①スタイルシートの一部変更
font-weight は bold や bolder にしないでください。
全ルビを振ると見難くなってしまいます。
font-size は 120% にしてください。
body {
height:90%;
direction:rtl;
margin:30px 30px 20px 20px;
font-family: “MS ゴシック”;
font-size: 120%;
}
②h1.title のfont-size は 150% に。
h1.title {
margin-top:10px;
font-size:150%;
}
③スタイルシートはできるだけ簡潔にしてください。
よけいなものは削除願います。
④画像が多くなるとフォルダの中の画像ファイルが
沢山になってしまうので、imgフォルダを作って
一まとめにしてください。
その場合リンクに指示(img/)をつけたすことを忘れないでください。
例:<img src=”img/001.jpg” alt=”○○” />
*本日の作品
・「たんぽぽ」(東京書籍小2国語上)
・「学級しょうかい」(日本文教出版小4国語上)
・「新聞の特徴を生かして書こう」(光村図書中3国語)
次回の例会
日時:5月9日(日)
PM5:30~PM6:30頃
場所:大阪教育大学天王寺キャンパス315号室
(注)5月の例会については、5月9日(日)のデイジー図書製作講習会後に行う予定です。
以上、これで、2010年4月の例会報告を終わります。
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濱野 真士
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