＜第172回　平成31年3月の例会報告＞

＜例会内容＞
（１）2019年度教科書製作進捗状況の確認
①学校図書小５道徳製作担当の変更
製作：大垣ま
html校正：大垣ゆ
録音校正：濱野真士
全ルビ校正：横井
②ルビの確認：モノルビの対応は教科書ルビのみ。

（２）ChattyBookExpress108について
検証の結果、108が最終版となります。(3/23リリース）
１）音割れ対策として、音声のリロードボタンが設けられた。
２）文字サイズと速度のポップアップ表示を追加
３）設定リセット機能を追加

（３）教科書製作に関する質疑応答
①yoko.cssの表のバックグラウンドの色設定の削除。
理由：再生ソフトでバックグラウンドや文字の色を変更したときに、文字が見えなくなってしまう場合があるから。
th　{
background-color:#b0e0e6;
color:#000000;
}
②縦書きの赤線の色指定の削除。
タグに記載した「undeline_red の「_red」部分を削除する。
理由：CBEでの再生で縦書きを横書きに変更したとき、「undeline_red」の傍線が下線にならず、縦向きの傍線となるため。

（４）製作ソフトについての検討
3月13日ののネットワーク会議で、ネットワークとしてはChattyInftyとPLEXTALKProducerを製作ソフトとして使っていく方針がうちだされた。NaDは全員がDophinPublisherを使っているため、製作ソフトの変更を余儀なくされる。そのためソフトの選択について検討した。
・ChattyInfty：録音はできないが、wavファイルを読み込むことができる。
・Producer：人の声を録音できるが、編集がやりにくい。
・ChattyInftyもProducerも無料体験版があるので、ソフトを選択するに際して、使い勝手などを試してみる必要がある。
・ChattyInftyもProducerも今のところ他のツールで製作した図書を読み込むことができない点が問題だ。Epubへの移行をめざして、互換性について改善される見込みである。が、見込みだけでツールを選択するには危険を感じる。

（５）今後の取組について
・製作ソフトの変更を迫られていることで、ソフトを変更して教科書製作を続けることに難しさを感じる。
・製作ソフトの選択に自由がないなら教科書製作からの撤退も選択の一つと考えられる。
・教科書製作の量を減らして継続しつつ、一般図書の製作も平行におこなうやり方も考えられる。
・教科書については最後まで見届けたいとも思う。
・教科書ネットワークの連携のあり方に難しさを感じる。

（６）報告
①３月４日（月）Epub移行部会
・時間：１３：００～１５：００
・場所：戸山サンライズ
・参加：濱田し
②３月１３日（水）ネットワーク会議
・時間：１３：００～１５：００
・場所：戸山サンライズ
・参加：濱田し・大垣ま・濱野ま
③３月１３日（水）製作マニュアル部会
・時間：１５：３０～１７：００
・場所：戸山サンライズ
・参加：濱田し

＜次回の例会＞
・ 日時：４月２７日（土）
ＡＭ１０：００～ＰＭ１２：００頃：連絡事項等
ＰＭ１：００～ＰＭ３：００頃：質問タイム
・場所：日本ライトハウス情報文化センター（肥後橋）４階第３会議室
以上、これで、２０１９年３月の例会報告を終わります。

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濱野　真士
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