第31回<2006年4月の例会報告>

日時:4月23日(日)AM10:00~AM11:30(例会)AM11:30~PM4:00(昼食休憩を挟んでデイジー図書の製作(歴史デイジーと中2の国語
『神奈川沖浪裏』)を中心)を実施。
場所:濱田家
本日の出席者:HTさん、HSさん、MEさん、T先生、HM君


<遊学舎でのデイジー図書の使用経験>
HM君が作成した資料を中心に、今日、例会に出席した人達と話し合いましたが、以下の評価があげられました。
①3月19日の奈良ファーム(奈良の感覚統合教室に参加している子供を対象)で、デイジー図書の体験会にて、奈良ファームに参加している子供は年齢の低い子供がほとんどなので、「恐竜」の図鑑や「ノンタン」等の簡単な絵本をデイジー図書として、製作してほしいという意見がありました。
②同じく、3月19日の奈良の感覚統合教室に参加している子供を対象に見せたデイジー図書『はなさかじい』と『ねずみのよめいり』の2作品の感想として、奈良デイジーの会会員の話の中には、以下のことがあげられました。 
(1)『はなさかじい』と『ねずみのよめいり』の2作品は、昔話のため、小学生にとっては、古文を読んでいる感じがする。
(2)中には、言葉の意味がわからず、途中で見るのをやめて
    言葉の意味をたずねる子もいました。
(3)「本だけ見せて」といった子は一人もいなかった。
    (『遊学舎』に行っている生徒)
③『三匹の子ぶた』(リハ協)は、子供達が知っているお話とは
  内容が異なっていて違いを意識して見ることもできました。
④子供の目の動きをチェックすることで、注意集中の具合を見ることもできた。
<教科書デイジーの製作>
①歴史の音入れを、奈良デイジーの会員が2ページずつ、作成したものを、実際に、『Sigtuna』に読み込み、それを、HTさんが、録音をしました。
②国語(『神奈川沖浪裏』)については、枚方のT先生に音入れをして、HSさんのノートPCにて、音声編集を、一つずつ、確認しながら、編集作業を、T先生とHSさんと、協力しながら、CD-Rにコピーする所まで、製作しました。
<次回の例会>
日時:5月28日(日)AM10:00~PM1:00
    (午後から、デイジー図書を製作する予定)
場所:濱田家
  HM記