<第204回 令和4年1月の例会報告>

日時:2022年1月22日(土)10:00~13:00

場所:ZOOM

出席者:濱田し、濱田つ、近藤、大垣ま、大垣ゆ、國武、秋本、横井、河村、戸田、濱野ま

内容

1. 令和4年度の教科書製作担当確認

(1) 前年度の一部変更(小学校、中学校)

中学校(国語、道徳):昨年度EPUB版を製作しているので、変更点の修正のみ。

小学校(国語、道徳):令和4年度はEPUB版を製作するので、変更点の修正とEPUB出力に関連する作業

*Dolphinで製作したファイルのEPUB版製作の標準的な作業と手順

html担当者:htmlファイルの修正(ある場合)、教科書ルビのタグの変更(<ruby class=”original”><rb>)、PJAでの全ルビ付与を行う。

(録音修正がある場合は録音修正と録音確認)

再生確認担当者:daisy2.02の形式で再生確認、全ルビの確認。

(録音修正がある場合は修正部分のノイズ処理)

html担当者:EPUB3用のスタイルシートに差し替える。Dolphin Publisher4で表紙画像をつけてEPUB3に変換する。

最終確認担当者とiPad確認担当者:EPUB形式で最終確認とiPad確認を行う。

(2) 新規製作(教育出版小4書写:ChattyInftyで製作)

各担当者の決定。製作に関する詳細は例会後に打合せを行った。

2.教科書製作に関する質問や確認

昨年作ったEPUBの中の画像ファイルを差し替える場合(例会後の情報)

(1) 該当EPUBファイルの拡張子を「.epub」から「.zip」に手入力で変更する

(2) .zipファイルを解凍してフォルダが表示されたら、該当する画像ファイルを差し替える。

(3) フォルダを一度.zipファイルに圧縮する。

(4) ファイルの拡張子を「.zip」から「.epub」に手入力で変更する。

3. 2021年講演会の振り返り

zoomにしたことで、

・地域的に広がり、色々な人が参加してくれたので、zoomにしてよかった。

・遠い人に講演をお願いできる。

反省点:

チャットでの質疑応答に、その場で対応する(こちらからチャットを送ることができる)担当者が必要だった。

質問について、誰に答えてもらうか、どの質問に答えてもらうかの分別が難しかった。

司会と進行の2役は難しかった。

次回に向けて:

ZOOMと会場の両方で開催できる方法をさぐる。

質疑応答の方法を改善する(ZOOMの参加者の中から、質疑応答への回答、コメントや情報をもらう方法をさぐる。

チャット担当者全員にホスト権限をつける等)

司会と進行の担当者を分ける。

講演会の前などに個別質問に対応する時間を設定する。

ここから派生して・・・

毎月の例会にZOOMでの個別相談の時間を設定する。(この場合は相談内容と参加可能時間を事前に知らせてもらう)

製作メンバー以外の会員にも例会のZOOMの設定を連絡する。

以前に「製作講習会」として提供していた情報を、違う形で提供する方法をさぐる。

4. ホームページ

現時点での案のページを確認。

意見:「NaD」としての情報をもっと前面に出すほうがよい。

写真を変更する(個人情報が明かされないようなよい素材写真を持っている人は事務局に送る。)

なるべく早く変更する。

5. 報告

(1) 12月22日(水)橿原市会議員と橿原市教育委員会訪問

参加者:濱田し、河村

(2) 1月6日(木)~1月28日(金)

LLブックカフェにてデイジー図書展示

場所:路地カフェ(大阪・谷町6丁目)

6.予定

(1) 2月4日(金)13:00〜16:45

「ISO/IEC 23761: 2021, EPUB電子書籍のアクセシビリティのJIS化について」

主催:一般社団法人 情報処理学会, 一般社団法人 情報処理学会 情報規格調査会

[ZOOM ウェビナー; 協賛団体(日本DAISYコンソーシアム及び「マルチメディアデイジー教科書製作ネットワークを含む)会員は無料]

*詳細は、下記のホームページを参照。

https://www.itscj-ipsj.jp/tansemi2022_SC34.html

(2) 2月27日(日)13:30〜16:00

「令和3年度デイジー教科書事例報告会」

主催:公益財団法人日本障害者リハビリテーション協会[ZOOM ウェビナー; 参加費無料]

*詳細は、下記のホームページを参照。

https://www.dinf.ne.jp/doc/daisy/book/20220227.html

<次回の例会>

日時:2月26日(土)10:00~13:00頃

場所:ZOOM

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