<第99回 平成24年7月の例会報告>

<7月の例会報告>

日時:7月28日(土)
場所:大阪北浜沢の鶴ビル 1階会議室
本日の出席者:濱田滋子・濱田恒・大垣真帆・大垣由・松村・近藤・横井・荒田
午前中のみ参加)・國武・濱野真

■本日の例会内容

(1)教科書製作の進捗状況の確認
(次回8月末ネットワークへのアップに向けて)
①教育出版中3国語の製作担当について
②教育出版中3国語 近藤組の校正順の変更

(2)会の名称を決める
例会では「NPO法人マルチメディアデイジー NaD(ナディー)」に決定。
NaD(ナディー)について
奈良デイジーの奈良からとった「Na」とデイジーの「D」との組み合わせ。
奈良デイジーを知っている人にとっては奈良デイジーを思い起こす音であるし、
知らない人にとっては愛称として呼びやすい名前。
同時に、「NaD」は「いつでも・どこでも・だれでもデイジー」の関西風?表現
として「なんでもDAISY」の意味も兼ねる。

★(ところが例会の後日、「マルチメディア」について再検討が必要となる。こ
のことについては追って報告します。)

(3)報告
①国際セミナー(7月7日)
・「防災のユニバーサルデザインとDAISYの役割」:河村宏氏
・「「DAISYとEPUBによる知識アクセス-災害知識のユニバーサルデザイン」:マーカス・ギリング氏(EPUBの技術開発担当者)
・「タイにおける防災の取り組みとDAISY=EPUBの活用」:モンティエン・ブンタン氏(タイ上院議員、タイ視覚障害者協会会長)
・「東日本大震災の教訓と被災者への知識アクセス支援の課題」:宇田川真之氏(人と防災未来センター 主任研究員)
②2012年度第1回ネットワーク会議(7月18日)
・2012年度福祉医療機構助成事業計画
・2012年度製作教科書一覧
・2012年度教科別学年別生徒数
上記資料をインターネットディスクにアップします。

(4)予定
①ライトハウスのセミナー(7月29日)
「第3回マルチメディアデイジー教科書体験・活用セミナー」
手伝い:国武・濱野真・濱田滋
②研究事業の会議(8月2日 於:リハ協))
「民間組織・支援技術を活用した特別支援教育研究事業(障害のある児童生徒のための教材普及推進事業)」
・活用マニュアルと製作アニュアルの作成と提供
③ふじつぼ主催デイジー図書製作講習会(8月4,5日) 
於:大阪市立総合生涯学習センター5階 メディア研修室
・講師:國武
・スタッフ:・濱野真・大垣真・近藤・沖田・濱田恒・濱田滋
④デジタル教科書学会(8月18日)
於:青山学院大学
⑤絵本ギャラリーin奈良(8月18,19日)
於:奈良教育大
時間:10:00~16:30
・スタッフ:
18日:濱野真・大垣真・横井・濱田恒
19日:濱野真・大垣真・濱田滋

 

■午後の部

(1)伊藤忠財団のマルチメディアデイジー図書「わいわい文庫」拝見
CD3枚で「Ease Reader Express」付き
拝見した作品と感想
①「くださいな」(ひろちゃんえほん・4)
・画像が縦にスクロール。もう少し小さくしてほしい。
・テキストありとテキストなし(演劇風)の2種類。
演劇風って何かと思いました。紙芝居風です。
②「11ぴきのねこ」
・テキストの部分の画像は削除した方がいいのでは?。
著作権の関係上、絵本の部分の変更を避けているのかもしれない。
・テキストありとテキストなし(演劇風)の2種類。
③「森おばけ」
・読みが少し速すぎる。
・横書きで製作。
④「ホットケーキ」
・読み方がやさしくない。
⑤「ひまへまごろあわせ」
・読み方がしみじみ読み。ねむたくなった。
・リズム感があまりない。
⑥「浦島太郎」
・画像がほとんどない。
⑦「やおやさん」
・文字をもう少し大きくしてほしい。
⑧「やおやでおかいもの」
・同じ画像が何回も出てくる。
・内容と画像が一致していない。
◎伊藤忠財団への質問
・本の選択基準は何ですか?
・ユーザーさんとのやり取りはあるますか?
・ipadでも再生できますか?
・音訳か朗読かの判断はだれがしていますか?
・製作ガイドラインはありますか?
・製作にどれくらいの時間をかけていますか?

 

<次回の例会>

・日時:8月25日(土)
連絡事項等:AM10:00~PM12:00頃
質問タイム:PM1:00~PM3:00頃
・場所:日本ライトハウス4階会議室

 

 以上、これで、2012年7月の例会報告を終わります。

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  濱野 真士

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