<第117回 平成26年2月の例会報告>

日時:2月22日(土)
場所:日本ライトハウス情報文化センター(肥後橋)
 4階第1会議室
本日の出席者:濱田し・濱田つ・大垣ま・大垣ゆ・横井・戸田・沖田・近藤・田
中先生(午前中のみ参加)・松村・國武・濱野ま

(1)平成26年度教科書製作について
①新規製作教科書
・学校図書小2国語(製作:濱野ま・大垣ま)
・学校図書小3理科(製作:松村)
・学校図書小4理科(製作:横井)
・自由社中学歴史 (製作:近藤)
・教育出版中1理科(製作:沖田)
②25年度版の見直し教科書
・東京書籍小2国語
・東京書籍小3国語
・東京書籍小6国語
・東京書籍中2科学
・東京書籍中3科学
・東京書籍小5社会
・東京書籍小1算数
・光村小5国語
・光村小6国語
・光村中2国語
・光村中3国語
・学校図書小4国語
・学校図書中3国語
・三省堂小6国語
・教育出版中3国語
・帝国書院中学歴史
・育鵬社中学歴史
③チーム編成

(2)リハ協のアンケート結果の製作反映について
教科書デイジー利用者:1,330名(2014年2月22日現在)
アンケートの回答者:512名(回収率 38.5%)
NaDの集計表記載数:71人
各教科書別回答者数(分母は利用者数)
・小2国東書 6/39人
・小3国東書 6/46人
・小4国学図 1/4人
・小6国東書 7/40人
・小6国光村 27/114人
・中2国光村 19/70人
・中3国光村 4/28人
・小5社東書 1/53人
・中3理東書 1/7人

アンケート集計結果から、
・総ルビの希望が小2国東、中2国光の利用者からでていたので、
26年度は小3国東、中3国光の総ルビに対応することとする。
・全体的な集計からは、読みについて小学校低学年では抑揚を付けた読み方を希
望する人がいた。
・文字の大きさと読みのスピードについては、再生機器でほぼユーザーのニーズ
に対応できていると思われる。
・デイジー化する内容については、個々によって希望がバラバラで、本文のみで
いいという人や注釈・資料・手引き等すべて必要という人もいる。ナビゲーショ
ンでユーザーが自分の必要な箇所を選択でき、必要でない箇所はとばせる構造で
製作する必要がある。
・利用者がダウンロードしたり、保存したりする際、作品のタイトル名がわかる
ようにしてほしいとの希望が多い。メタデータのdc:titleに、国語では作品名を
付けるのがわかりやすいようである。また、社会や理科では第○章第○節等がわ
かるようにする。
・今回のアンケートではユーザーの個別なニーズはあまり見えてこなかった。
来年度のアンケートについては、ユーザーのニーズを製作に反映できるようなも
のであってほしいと思う。

(3)新製作ガイドラインとVOD対応の縦書きcssの確認
リハ協による教科書ネットワークの新「マルチメディアデイジー教科書製作にあたってのガ
イドライン 2014年2月版」を参照

(4)高校生への対応について
・NaDも高校生に対応する相談窓口となる。
・主に地域の高校生を対象とする。
・デイジーだけでなく、他の読む方法なども紹介する。

(5)VOD4.0.2がリリースされました
VOD4.0.2はネットから直接図書をダウンロードできるようになりました。
safariでリハ協やNaDのホームページにアクセスして、ダウンロードしてみてください。
また、縦書きがcssに対応するようになりました。このことで、
フォントがゴシックとなり、段落頭の一文字下げが反映されるようになりました。
(段落頭の一文字下げは26年度の教科書より)
みなさん、バージョンアップをお忘れなく!

(5)報告
①リハ協普及推進実施活動 於:山口県立図書館(1月26日)
②2013年度第2回ネットワーク会議(1月31日)と、
シンポジウム「もっと知ろう、デイジー教科書を!」(2月1日)
③astrazenecaからの報告
 
(6)予定
①3/01 ライトハウス普及セミナー
②3/02 みんなのデジタル教科書研究会 Open Meeting 09 埼玉
③3/10 リハ協普及推進会議
④3/25 シナノケンシ研究開発推進会議
⑤4/22-23 アジア太平洋地域の障害者の防災に関する国際会議(ATDO)

(7)Dolphin 製作講習会V.2について
・日時:3月22日(土)10時~12時
・場所:日本ライトハウス4階会議室3
・Dolphinを利用している会員を対象
・Dolphin の入ったパソコンをご持参ください

<次回の例会>
・日時:3月22日(土)AM10:00~PM5:00頃
・場所:日本ライトハウス4階会議室3

10時~12時
上記の通り「Dolphin 製作講習会V.2」となります。
Dolphin の入ったパソコンをご持参ください

13時~15時
連絡等の例会
質問タイム
個別相談コーナー

以上、これで、2014年2月の例会報告を終わります。

○◎○◎○◎○◎○◎○◎○◎
  濱野 真士
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<第116回 平成26年1月の例会報告>

日時:1月25日(土)
場所:沢の鶴ビル8階 ハマダ眼科
本日の出席者:濱田し・濱田つ・近藤・大垣ま・大垣ゆ・戸田(午後からの参加)
・沖田・國武・横井・松村(午前中のみ参加)・金森先生(午前中のみ参加)
・濱野ま

<本日の例会内容>
(1)教科書製作進捗状況の確認

(2)2014年度教科書及びその他の図書のデイジー化について
教科書新規製作希望
・学校図書小3理科(製作)→松村
・教育出版小3理科(製作)→横井
・学校図書小3理科と教育出版小3理科の校正→國武
・中学歴史(製作)→近藤
(希望であり、決定ではありません。リハ協には希望を提出しておきました。)
その他の図書のデイジー化希望
・提案:課題図書のデイジー化

(3)iPad(Voice of DAISY version 3.0)への対応について
例会で段落の初め一文字下げや傍線等への対応について話し合いましたが、
例会後VOD4.0.0が2月中旬頃にリリースされることが決まりました。
VOD4.0.0はこれまでのCSSでの設定とほぼ同じことが可能となります。
(段落の初め一文字下げ、傍線、四角など)
ただしこれまでのCSSと記述方法が変わります。
記述方法についてはリハ協よりお知らせがありますので、それまで待ちましょう。

(4)製作費計算書について
・製作計算表を「新規製作用」「出版社による変更に伴う変更用」「ユーザーさんの
リクエストに伴う変更用」「その他の変更用(ガイドライ等の変更)」の4種類を用
意しました。
・校正や録音等の担当者が2人以上いる場合、担当者ごとにシートを記入する。
・担当者名は水色の部分に記入。
・新規作成にある最終確認は、「Windows版最終確認」と「アップ前最終確認」をセッ
トしています。
・「ルビ後の確認」はルビの確認だけではなく、ルビを付けた後の全体的な確認も含
んでいます。お間違いなく。
・2012年度までに製作したもので、新しく追加で製作した場合、新しく製作した
部分だけを新規製作として、その部分のテキスト数で新規製作という形で計算する。
・出版社による変更で読み直した箇所については、「教科書の変更に伴う編集」の対
象となるため、変更した箇所を数えて計算する。
・ユーザーさんが読み直してほしいと言ったので録音し直した場合は
「ユーザーのリクエストに伴う大幅な変更」の対象になります。
・製作者による製作やり直しについては、自己責任として、新規製作時に支払われた
製作費に含まれるものと扱わせてもらいます。
・「教科書の変更に伴う編集」も「その他の編集」も計算は製作者が記載し、それぞ
れの担当者名も記載する。(新規製作の場合と同じ。)
・校正者の指摘による読み直しについては、計算の対象にはなりません。
・「その他の編集」で、スタイルシートやメタデータの変更のみを実施した場合、テ
キスト数の欄に「600」と記入する。

(5)報告
①1/19  LLブックセミナー(沖田)
・野口武悟先生(専修大学)「特別支援学校の図書館をめぐる最近の動向と、私の研
究室でのLLブック制作」
② 1/22 ライトハウス普及推進会議(濱田し)
「音訳教材作成マニュアルおよび取り扱い説明書」の作成
3月1日にセミナー開催
③1/24  シナノケンシ実証実験
・実証実験実施者:國武・戸田
・制作ソフトのインストール
・再生ソフト(アンドロイド)のインストール
→スマートフォン(O.S.4.2以降)でも利用できます。
→お試し版(無料)の利用を希望する人は濱田滋子までメール等で連絡。その際Macア
ドレスの情報をお知らせください。
・実証実験については教科書に準ずる内容で一章分程度(20~30ページ)のものを肉声
で作成。3月18日ごろまでに。
・3月25日まとめの推進会議
④乾クリニック(伊丹市)にデイジーに関する情報を提供

(6)予定
1/6~31 LLブックフェアー 於:路地カフェ→終了
1/26 普及推進事業(リハ協) 山口県立図書館→終了
1/31 教科書ネットワーク会議(沖田・濱田し)→終了
2/1 リハ協シンポジウム(沖田・濱田つ・濱田し)→終了
3/1 ライトハウス普及セミナー
3/2 みんなのデジタル教科書教育研究会:於埼玉県
3/10 リハ協普及推進会議
3/25 シナノケンシ研究開発推進会議
4/20-23 アジア太平洋地域の障害者の防災に関する国際会議(ATDO):於仙台

(7)その他
・文科省予算案 学習上の支援機器等教材活用促進事業(新規)について
・大阪マルチメディアデイジー研究会 金森先生による
マルチメディアデイジー図書を活用・指導されている指導者へのアンケート調査
協力いただける方は下記へお問い合わせください。
大阪教育大学 特別支援教育講座 金森裕治教授
℡& Fax 072-978-3490

<個別相談コーナー>
・iPadでのデイジー教科書の再生(1名)
iTunes のインストールに問題があったのを解決。

<次回の例会>
 日時:2月22日(土)
例会 AM10:00~PM12:00頃
個別相談コーナー  PM1:00~PM3:00頃
質問タイム PM1:00~PM3:00頃

場所:日本ライトハウス情報文化センター(肥後橋)
4階第1会議室

以上、これで、2014年1月の例会報告を終わります。

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  濱野 真士
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<第115回 平成25年12月の例会報告>

日時:12月14日(土)
 10時~12時 例会
 13時~14時 フォローアップ講座
 14時~16時 質問タイム
 13時30分~15時 デイジー相談窓口
場所:日本ライトハウス情報文化センター(肥後橋)
   4階第2会議室
本日の出席者:濱田し・濱田つ・近藤・大垣ま・大垣ゆ・沖田・國武・横井・松
村・濱野ま

<例会内容>
(1)教科書製作進捗状況の確認

(2)講演会の反省
・ユーザーさんの声が聞けてよかった。
・デモ用のパソコンが1台しかなかった。2台は必要。(講座で使ったのがその
ままになってしまっていた)
・休憩時間が15分はほしい。
・広報が十分ではなかった。(特に、親の会関係。)
・広報のため地元の教育委員会や図書館に足を運んだ。毎年繰り返すことで顔を
覚えてもらい、関心をもってもらえるようになる。
・講座参加者のうち、AMISが10名でVODが2名だった。(一人は鹿児島から参
加)
・講座でアンドロイド対応を必要とする人がいた。
・VOD講座の担当者は2人は必要。
・平成27年度、大阪市は各学校にipadを配布するとのこと。
・配布資料の出揃いがバラバラで準備に手間取った。
・署名は氏名・連絡先・所属を記入してもらうようにする。
・照明が暗すぎて講演者の顔が見え難かった。
・講演者の席を設定し忘れていた。
・アンケートを記入してくれた人(35名)が多かった。
・本とCD販売のお金の計算が間違わずにできた。
・トラさんの本が5冊売れた。
・お弁当注文の確認を講演会直前に再度する。
・読みに困難があることについての解説も聞きたいと思った。
・現場の声をもっと聞きたい。
・広報にはもっと工夫が必要。(Ex.お誕生アルバム、卒業アルバム)
・今後Macが使える人材が必要である。
・今回の講演会の報告書を作れたいい。

(3)教科書ガイドライン(ネットワーク)の確認
○メタデータの記入方法の変更
【dc title】
・学年の数字は、全角で記入する。
(例)小3
・ページ数(半角で記入。)は、3けたで記入する。
(例)p087-098
【dc identifier】
「TEX」+「年度」+「学年」+「教科」+「上・下巻・通年」+「出版社名」
+「ページ3ケタ(始まり)-ページ3ケタ(終わり)」+「ルビ」で付ける。
(すべて半角)
例:TEX25JGecTO005-019PR

○スタイルシートについて
*visibility:hidden;による余分な空白をなくす方法
「visibility:hidden;」の他に「font-size:0%;」と「line-height:0%;」もセッ
トで記入する。
(例) h2.vision {
 position:relative; 
 visibility:hidden;
 font-size:0%;
 line-height:0%;
 }
*「span.page-normal」についても同じ。

○画像の大きさについて
・横→最大で500px以下(VODを使用している事も考えて。)
・縦→最大で550px以下
・「□」については、iPadでは対応していないため、画像で処理する。

(4)報告
・10/31 シナノケンシ研究開発推進委員会
 (実証実験には國武、戸田が参加)
・11/14 ライトハウス普及推進会議
・11/16 大阪マルチメディアデイジー研究会例会
 (デイジー教科書の効果の検証)
・1/25 リハ協普及推進会議

(5)予定
・1/6-31 路地カフェでのLLブックフェアーにてデイジー図書展示
・1/19(日)LLブックセミナーにてデイジー図書のデモ
・1/22(水)ライトハウス普及推進会議
・1/24(金)シナノケンシ実証実験説明会
・1/26(日)リハ協普及推進会議 山口県立図書館
・1/31(金)ネットワーク会議
・2/1(土)リハ協シンポジウム
・3/1(土)ライトハウス普及セミナー
・3/10(土)リハ協普及推進会議
・3/25(火)シナノケンシ研究開発推進会議

(6)その他
4/20-23 アジア太平洋地域の障害者の防災に関する国際会議(ATDO)

★フォローアップ講座「ノイズ除去講座」
講師 國武淳次郎

○ノイズの種類
フラットノイズ : キャリブレーションで回避
クリックノイズ : サイレントマウスで回避
ウエイブノイズ : 声の後ろに入り、取りにくい
ポップノイズ  : ポップブロッカーで回避
接続、接点不良 : ジャックの錆 紙やすり小、ぐるぐる回す、CRC(オーデ
ィオ用接点復活剤などで回避

○ノイズ除去をするのに便利なソフト
「SoundEngine Free」
「Audacity」
「Wave Pad」(インストールする際、おまけのソフトを入れさせようとするので
注意)
「Wave Spector」(波形確認ソフト)
*上記ソフトはいずれもフリーソフトです。
形式→wave形式に変換する。(mp3形式は不可。)

○Wave Padのノイズ除去の方法
・ ノイズ除去したい部分を選択→エフェクト→ノイズ除去 →選択箇所からノ
イズサンプルを取得
ctrlA全選択→エフェクト→ノイズ除去→ノイズサンプルに基づくスペクトル減
算法
残っている時は繰り返す
・別方法 エフェクト→ノイズ除去 →自動スペクトル減算法→プリセットを選
択(無音率:20% または30%)

マルチバンド・ノイズ・ゲートを適用(高速・平均音質)を選択すると、ノイズ
が完全に除去されますが、
音声が消える場合があるので、注意が必要。

★デイジー相談窓口
相談1件
・iPadでのデイジー教科書の再生について対応

 

<次回の例会>
・ 日時:1月25日(土)
AM10:00~PM12:00頃:連絡事項等
PM1:00~PM3:00頃:質問タイムとデイジー相談窓口
・場所:北浜 沢の鶴ビル 8F
地下鉄 堺筋線 北浜駅6番出口より南へ徒歩3分
(現在駅工事中につき5番出口をご利用ください)

以上、これで、2013年12月の例会報告を終わります。

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  濱野 真士
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2013年講演会アンケート

2013年講演会.pdf

 

 2013年度講演会のアンケートの報告NPO法人NaD


講演会参加者数ご署名いただいた数71名


配布した資料約120部


午前の講座参加者数25名


アンケート回収数35部


アンケートのまとめ


1、本日のマルチメディアデイジー図書講演会の内容についていかがでしたか?


満足(25)やや満足(8)やや不満足(2)不満足(0)


2、マルチメディアデイジー図書について知っていましたか?


はじめて知った(7)知っていた(16)使っている(11)


3、この講演会に参加してどのような点がよかったですか?(複数回答可)


役立つ情報がえられた(27)


仕事や活動に役立った(20)


他の参加者と情報交換ができた(4)


抱えていた問題・不安の解消につながった(6)


その他(2)


具体的に教えてください


・午前の部:Androidの端末はあったがnet環境がないので、又内容がiPadだったので、インストールができなかったが、将来出来る予定らしいのでイメージの参考になった。(VODダウンロードさせてもらえた)会場外での展示も参考になった。午後の部:息子にきかせられよかった。


井上先生:ご主人をビデオでつれてきて下さってありがとうございます。


松谷さん:読書感想文、自分の言葉で素晴らしいと思いました。


伊井さん:受験の話、とても参考になりました。来年から中学なので。


井阪先生:うちの子の小学校はICTモデル校ですがまだまだのようです。せっかくのお話も保護者の私が学校へ伝えるとバイアスがかかってしまいます。今後も先生方のネットワークでもっともっと事例共有して下さい。


河村理事長:私の心の障壁(固定観念)も変えて、子の為に合理的配慮を求めていきたいと改めて思いました。(小6保護者)


・目標を持っているのですが、学習意欲は低下していく息子を見る中、色んな学習方法を提示して頂けまして感謝しております。また、数年後には高校受験を控えておりますので、受験までのステップもお聞きできてよかったです。


・当事者の保護者のお話は、当事者の代弁であり、本当に勉強になります。ぜひこれからもこのような企画をお願いします。(小学校教諭)


・今受け持っている子どもは書字に困難があります(出産時の影響による手足の震え)。井上さんのお話にもあった事と同じく、みんなができることができない自分を認めることができず、ほぼ毎時間支援の教室で過ごしています。でも学力や知識は豊富で、地元の中学校への進学を考えていました。しかし、先日あった修学指導委員会の場で、地元の中学から拒否され、支援学校へと中学から言われました。支援学校側から「支援学校の子ではない。地元の中学は何を考えている」との意見で私は助けられ、地元中学への就学が決定となったんですが、来年度、地元の中学でどう生活していくんだろうか、と不安な日々を過ごしています。今日お話を聞いた中で彼にマッチすることが多くありました。「なまけているんじゃない」「様々な方法がある」「本当は授業で知りたいことがある」・・・ということ。私たちは彼らの眼鏡となり補助輪となり、彼らを下から持ち上げ、学習する機会をしっかり与えていきたいと思いました。今日は本当にありがとうございました。(支援学級担当)


・当事者の困り感に対して、学校、社会での対応がその人の人生を大きく左右すること、そのためにまず理解を広めることの重要性と支援方法(機器やソフト等)が一人一人にあわせて使うことが普通となることの大切さを感じた。


・井上さんのお話は何度聞いても自分のモチベーションになります。この職業についている限りは子どもの気持ちによりそい、方法を教えてあげることができるように勉強しつづけなければ、と思います。(支援学校教員)


・当事者の皆様の実態(小学校~社会人)を知り、抱えている悩みをよく知ることができました。(機器関係者)


・午前の講座は具体的操作で、すべてはわかりませんでしたが、大まかなすじ道がわかりよかったです。午後の講演ではどの講師も具体的事例(ガンバリ?)をきかせて頂き、最後にその法的権利についての動きをきかせてもらい、現状の理解に役立った。


・具体的な事例。井上さんや井上先生の話は身につまされた。(中学校教諭)


・2で知っていたと答えたが、デイジーという名前と少しの知識しか無かったので、参加して、以前よりは具体的にわかってきて、利用した子どもの話もして下さったので為になった。中学校の特別支援学級を担当しているので、


役立ったと思います。


・本が読むのが苦手で、マンガを読むのも1冊1時間程かかります。「じっくりゆっくり」と親に言われています。私としては「いつも通り」だったので、「違い」が理解できていませんでした。今回参加し、ディスレクシアなのかなーと思いました。最近、洋画に日本語ふきかえにプラスして日本語字幕をつけます。とても見やすいです。発見!!親からは見にくいと言われます。見にくいのか・・・。なぜだ。。。


LDの子どもにどういったアプローチをしていけば良いのかわかりませんでしたが、デイジーを利用し、サポートしてやりたいと思いました。(保護者)


DAISYのことを今日初めて知ったが(障害者用の教材や本という存在はしっていた)、こんなにも魅力があるものである点。障害者教育が今後良い方向に向かっていくという期待が感じられた点。DAISYの普及に関わる問題点を聞くことが出来た点。


・当事者のお話を具体的に伺えたのがとてもよかったです。色々と考えさせられました。(図書館員)


・発達障害を有する児童の受けている支援方法を知ることができた事と進路についてのお話も参考になりました。もちろん講演の内容も参考になりました。(小学校教員)


・当事者やその実体験が具体的によく伝わってきてとても有意義でありました。(教育委員会事務局)


・具体的なデイジー利用像が得られて良かった。


・私の質問事項に伊井さんが適切に回答してくれた。


・トラさんの話を聞いてとてもよかった。


4,この講演会の改善点や次回に期待することなどがあれば教えてください


・プレゼンターの方のパワーポイントを資料として配布していただきたかったです。


・マイクの使い方もあるでしょうが、早口すぎて内容を把握するのに苦労しました。寅さんの快復を心から祈っています。ぜひ再度ご計画いただきたい、直接お話を拝聴したいと思っています。


・講演会の開催の知らせをもっと教育機関等に広くしらせる。増えてきたが、まだ知られていない。(教員)


・いろいろな方(当時者を含めて)の話を聞けることがとても役立つのですが、DAISY等の利用事例が多く出て、広まってきていると感じます。また、新しい機器やweb利用も紹介されていて、来るかいがあります。(特別支援学校)


・教科書・教材のデイジー化の次の支援は何か、というヒントを得られるよう、


引き続き現場のお話を聞かせて頂ければ幸いです。今回はお声がけ頂き、ありがとうございます。(機器関係者)


・もっと多くの人達に参加して知ってもらえるといいですね。


・今回の井阪先生のような実践例をもっと聞きたい。(中学校教諭)


・今回、事例をたくさんお話して頂きましたが、次回もよろしくお願いします。


・保護者や様々な立場からの話がきけてとっても勉強になりました。ありがとうございました。(支援学校)


・毎年行っていると思いますが、もっとPRしたらいいと思います。いいお話だったのでもっと多くの人に知って頂きたいです。


・やはり当事者の声が欲しかった。動画などで発信はあったが、それであると質問ができないし、一方通行である。当事者周縁の人たちの代弁ではやはり当事者の考えは100%伝えることはできないだろうと思う。


・多くの取り組みの紹介はとても参考になります。こうした機会をまたいただけるとうれしいです。


・当事者の方のお話が聞いてみたかったです。


・進路についてや、合理的配慮の事例なども今後も聞かせて頂きたいです。(小学校教員)


・より幅広い分野での参加者があれば理解がもっと広がるでしょうが、大変ご苦労だと思います。


・実際に学校や家族で支援ツールとして利用している人々と交流したい。ありがとうございました。来て本当によかったです。(中学校教員)


・ディスレクシアの事を学術的に理解出来たらもっとこの講演が理解出来るので、学術的な講演が、自分で学ぶための参考になる情報をいただけたらと思います。(教員)


・利用者本人の声が次回あたりから増えて欲しい。


・やっとディスレクシアの事がTVやメディアに取り入れてくれる様になり、父兄としても喜んでおります。現在成功例として取り入れたり発表したりしている方々は、それなりのIQをお持ちの様です。耳で入ることについてはかなり高度に吸収されて、「読み書きの障害」がクリアすれば十分な生活ができるところまできています。ただそれは氷山の一角で、IQも低い子もいます。その子たちにもうまく反映できる様になったらいいですね。IQは低くても読んでくれるだけでまず問題が理解できる。それだけで十分な支援なのです。うちの娘は問題を読んでいません。感覚で回答している様です。そういうところまでフォローできる様になる為に私も努力したいと思います。(中1の保護者)


5、ご職業、またはご所属機関をお聞かせください


保護者(4)・支援学校教員(4)・支援学級担当(1)・小学校教員(2)・中学校教諭(2)・教育委員会(1)・教員(1)・機器開発者(1)・学生(4)・支援者(2)・


図書館員(1)