<第120回 平成26年5月の例会報告>

日時:5月24日(土)
場所:日本ライトハウス情報文化センター 4階第2会議室
本日の出席者:濱田し・濱田つ・大垣ま・大垣ゆ・戸田
・松村・近藤・沖田・國武・横井・濱野ま

<例会内容>
(1) 教科書製作進捗状況確認
・学校図書小4理科 
録音・ルビ校正:戸田  最終確認:國武
・中3国光
例:「□友人と挨拶を交わす。」
記号の「□」が漢字の「口(くち)」と混同する恐れがある。
記号の「□」は小さい四角にして、一文字間を空ける。
・縦書きの中に出てくる「√」などの記号は横向きになるので、画像で貼り付ける。
・理科で画面構成に困った時は沖田先生に相談する。
・Dolphinの編集画面では画像のサイズ調節をしない。(AMISでの再生時に画像が延び縮みする不具合が起こる。)
・Dolphinで画像に反転を付けると、再生時画像が動く(ゆらぐ)。(後日ATDOに確認してもらったが、現象が確認できなかった。)
・画像のalt は全角日本語で記入。
・表はtableタグを使うとすっきりして見やすい。

(2) ネットワーク会議報告
・製作方法研究部会について
小学校の国語・算数・理科・社会の各マニュアルを作成
→製作の効率化・提供の促進(ユーザーさんが利用しやすいものにする等。)が目的。
・NaDは、国語の製作マニュアルを担当。(他、ひなぎく、やまゆり、ライトハウス)
・9月の製作部会までに製作マニュアルを作成。

(3)報告
・5/10 「外国にルーツをもつ子どもとデジタル教科書のあり方を考える~ICTを活用した学習支援と教育保障~」に参加した報告(沖田、近藤、濱野ま)
・5/16 26年度 リハ協の委託事業「音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究事業」第1回委員会の報告。
・5/22 26年度 ライトハウスの委託事業「音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究事業」第1回委員会の報告
・NHKラジオ深夜便の反響について

(4)予定
①5/30 奈良県教育研究所 ”教育セミナー2014”での展示
(濱田し・濱野ま)
②8/2,3 ふじつぼ製作講習会
・場所: 大阪市総合学習センター メディア研修室
・製作ソフト:「Sigtuna」
・講師:國武
・NaDからのサポーター:大垣ま・戸田・濱野ま
③NaD総会
日時:6月28日(土)
場所:日本ライトハウス情報文化センター(肥後橋)4階第3会議室
・年会費 3,000円
④絵本ギャラリーinなら
・日程:8月2日(土)
・担当:大垣ゆ・濱田し
 

<午後の部>
(1)質問タイム
①テーブルタグを設定する時のhtmlファイルでの記入例
<table>
<tr>
<th><span>*****</span></th>
<th><span>*****</span></th>
</tr>
<tr>
<td><span>*****</span></td>
<td><span>*****</span></td>
</tr>
</table>

→詳細は、インターネットディスクに「テーブルの作り方」というフォルダ名でアップ。

②PDFファイルから画像を取り込む方法 →詳細は、インターネットディスクにアップ。
・画像を取り込むために必要なソフト
1)Adobe Reader
2)PDFImageExtractor (フリーソフト)
3)Snipping Tool

1)Adobe Readerを使う場合
・表示のサイズは、「100%」に設定する。
・編集→スナップショットを選ぶ。
2)PDFImageExtractorを使う場合。
・上記のソフトをインストールした後、PDFファイルを指定するだけで、全ての画像をドキュメントフォルダの「( free ) PDF Image Extractor Output 」内に移動します。
・PDF Image Extractorを起動し、取り込みたい画像ファイルをドラックまたは指定する。 
・PDF Image Extractorで読み込んだ画像のサイズが大きすぎるため、「リサイズ超簡単!Pro」(フリーソフト)
を使って画像の大きさを変更する。
3)Snipping Toolを使う場合
作業手順
目的の画像を開く
抜き出したい画像を拡大し、拡大率を記憶する。
ウィンドウズボタンを押し、一番下の検索窓から snip と入力した後、Snipping toolをクリックする。
取り込みたい画像を+カーソルでドラックする。
青いフロッピーアイコンまたはctrl+sで保存する。
Snipping toolで取り込んだ画像は、ピクチャフォルダに保存されます。
拡張子(JPG)を選ぶ。(初回のみ)
保存するファイルの名前は、わかりやすい名前にする。
プリントスクリーンからペイントに貼り付ける。

 

(2)伊藤忠記念財団製作デイジー図書拝見          
「おこだでませんように」
「銀のうでわ」
「たにし長者」
「ホシオくん 天文台へゆく」
「タカとハルの江ノ島のたび~小田急ロマンスカーにのって~」 

(3)東京書籍のデジタル教科書拝見(EPUB3で製作。)
小2国語下「かさこじぞう」
小3国語下「もうどう犬の訓練」
小4国語上「メモの取り方をくふうして書こう」
小4理科「動物のからだのつくりと運動」
小5社会上「わたしたちの国土」

<平成26年度総会>
・ 日時:6月28日(土)
AM10:00~PM12:00頃 総会
PM1:00~PM3:00頃 例会・質問タイム・個別相談コーナー
・場所:日本ライトハウス情報文化センター(肥後橋)4階第3会議室

 以上、これで、2014年5月の例会報告を終わります。

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  濱野 真士
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<第119回 平成26年4月の例会報告>

日時:4月26日(土)
場所:日本ライトハウス情報文化センター(肥後橋)
4階第3会議室(午前)・第4会議室(午後)
 出席者:濱田し・濱田恒つ・大垣ま・大垣ゆ・横井・戸田・沖田・近藤・松村
・田中(午後からの参加)・久保田(午前中のみ参加)・國武・濱野ま

<例会内容>
(1)26年度教科書製作の進捗状況の確認
・縦書きのiPad確認で、時々ページが横になっている現象について、
ビルドをすると解消する。
・Dolphinで修正をしたとき、空idが残っている—消すべきか、残すべきか・・
気にしない。
・Dolphinで開こうとした時、「タイトル不明」で開くことができない時—css
を右クリックし、「プログラムから開く」でDolphinを開く。
・ルビなしでも教科書通りであるなら、PRとする。PRは「教科書通りのルビ」と
いう意味。

(2)デイジーリングスでの製作について
・高校日本史を作成。(テキスト入力は高校生ボランティア)
・テキストと音声のみで、画像なし。
・節ごとに製作。
・資料についても、テキストのみ製作する。
・レベル付けや、ページ付けも簡単にできる。
・音声圧縮はできない。
・デイジーリングスでの製作を手伝っていただける方を募集します。

(3)新スタイルシートについて
① .waku   margin:2px; padding:1px;
と .kakomi  padding:7px 1px 7px 1px;
では、文字が枠や囲みにひっつきすぎて見難い。 
②.author margin:0 0 2em 4em; の「4em」は、本の紹介が続くときなど間が
空きすぎる。
③.author とは別に text-align:right; がほしい。よく使う。
④h1 title のフォントサイズの設定が大きすぎる。改行してしまい見難くなる
場合があるし、ルビを付ける
と反転が重なることがある。
⑤h2 の margin:1em 0 0 2em; は必要。
またh2のfont-sizeは120%が適当。
⑥.indent_○em  は5emくらいが限度。それ以上にすると、拡大した時改行だら
けになる。
⑦.underline  は<span class=”underline”>にすると、AMISとEasy Readerで線
がテキストから離れた位置に付き、しかもルビを打つと棒線の左側に付く。また、
span padding:0.2em 0.5em 0.2em 0em;では線が表示しないことがあるので、二
つ目の0.5emを0.8em にする。また、線とルビが重なるとルビしか表示しなかっ
たりなどの不具合が起こる。
以上のことから、<ins class=”underline”>を使い、span padding:0.2em 0.8em
0.2em 0em; とし、棒線と重なるルビは漢字の下に括弧書きで記入する。

(4)総会(6月)にむけて
・2年ごとの理事の継続意思の確認
・代表の改選。立候補者と推薦者を募る。

(5)連絡・報告
・3/25 シナノケンシ実証実験報告会(戸田・国武)
・5/10  NHKラジオ深夜便 AM4:00放送。
 ・文部科学省の「これからの学校図書館担当職員に求められる役割・職務及び
その資質能力の向上方策等について」(沖田)
・4/22  障害者の防災会議(仙台市)

(6)予定
・5/16  26年度 リハ協「音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研究」事
業委員会
・5/22  26年度 ライトハウス「音声教材の効率的な製作方法等に関する調査研
究」における「音訳教材データベース」の調査研究委員会
・5/30  奈良県教育セミナー(デイジー図書を展示)
・8/2,3 ふじつぼの製作講習会
 製作ソフト:Sigtuna
 講師:國武
 助手派遣:濱野真士・大垣真帆・戸田
・8/2   絵本ギャラリーin奈良

 (7)FTPのソフト紹介

次回の例会
日時:5月24日(土)
AM10:00~PM12:00頃:連絡事項等
PM1:00~PM3:00頃:個別相談・質問コーナー
場所:日本ライトハウス情報文化センター(肥後橋)
4階第2会議室

以上、これで、2014年4月の例会報告を終わります。

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  濱野 真士
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<第118回 平成26年3月の例会報告>

日時:3月22日(土)
場所:日本ライトハウス情報文化センター4階第3会議室
出席者:濱田し・濱田恒つ・大垣ま・大垣ゆ・横井・長本(午前中のみ参加)・沖田・松村・國武・
濱野ま

<例会内容>
「Dolphin Publisher製作講習会v.2―編集―」
10時-12時
講師:國武淳次郎
助手:濱野真士・大垣真帆

<午後の部>
(1)26年度教科書製作の進捗状況の確認
① スタイルシートの確認
・小見出し(h2等)の非表示の設定
noneは、h2のみ。h3等はkageを使う。
・縦書きスタイルシートの変更
「waku」と「kakomi」のmarginの変更
/* □枠 */
.waku, .sikaku {
 border:solid 1px black;
 margin:20px;
 padding:10px;
}
/* 囲み段落 */
.kakomi {
 border:solid 2px black;
 text-align:justify;
 padding:7px 10px 7px 10px;
}
・横書きスタイルシート
冒頭に追記
*{
 -webkit-text-size-adjust: none;
}
② P・PR・PRRについて。
・Dolphin Publisherでの製作については、daisy Validatorにかける必要がないので、「P」をわざ
わざとっておく必要はない。PR(教科書通りのルビ)とPRR(全ルビ)の2種類のフォルダをアップ
する。
③ インターネットディスクとFTP
・最終確認者は、完成したものをFTPサイトにアップする。これまでのようにインターネットディス
クにアップしなくてもよい。
・FTPサイトにアップしたら、MLでお知らせをして、校正表を濱田しに添付して送る。
④ VODの縦のページタグについて
・表示ページの最後につけてあるページタグについては、非表示にしなくてもよい。
・文章の途中や段落の変わり目ではない箇所に入れてあるページタグは、本文と混同するので、<p
class=”kage”>で非表示にする。

(2)報告
3/10 リハ協普及推進会議

(3)その他
①平成25年度アンケートのデータ提供について
②会員による防災のデイジー図書作品「地震から身を守る」
③高校教科書への対応(世界史と日本史の依頼)
④NHKラジオ「ラジオ深夜便」住田さん来訪

(4)予定
3/25 シナノケンシ研究開発推進会議
4/22-23    「障害者も参加する防災:知識を通じて固定観念を変えよう」アジア太平洋地域会議 
 仙台メディアテーク
5/10    「外国にルーツをもつ子どもとデジタル教科書のあり方を考える
~ICTを活用した学習支援と教育保障~」
キャンパスプラザ京都(大学コンソーシアム京都)2Fホール

<次回の例会>
日時:4月26日(土)
AM10:00~PM12:00頃:連絡事項等
PM1:00~PM3:00頃:質問タイム・デイジー個別相談窓口
・場所:日本ライトハウス情報文化センター4階 午前第3会議室・午後第4会議室

以上、これで、2014年3月の例会報告を終わります。
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  濱野 真士
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<第117回 平成26年2月の例会報告>

日時:2月22日(土)
場所:日本ライトハウス情報文化センター(肥後橋)
 4階第1会議室
本日の出席者:濱田し・濱田つ・大垣ま・大垣ゆ・横井・戸田・沖田・近藤・田
中先生(午前中のみ参加)・松村・國武・濱野ま

(1)平成26年度教科書製作について
①新規製作教科書
・学校図書小2国語(製作:濱野ま・大垣ま)
・学校図書小3理科(製作:松村)
・学校図書小4理科(製作:横井)
・自由社中学歴史 (製作:近藤)
・教育出版中1理科(製作:沖田)
②25年度版の見直し教科書
・東京書籍小2国語
・東京書籍小3国語
・東京書籍小6国語
・東京書籍中2科学
・東京書籍中3科学
・東京書籍小5社会
・東京書籍小1算数
・光村小5国語
・光村小6国語
・光村中2国語
・光村中3国語
・学校図書小4国語
・学校図書中3国語
・三省堂小6国語
・教育出版中3国語
・帝国書院中学歴史
・育鵬社中学歴史
③チーム編成

(2)リハ協のアンケート結果の製作反映について
教科書デイジー利用者:1,330名(2014年2月22日現在)
アンケートの回答者:512名(回収率 38.5%)
NaDの集計表記載数:71人
各教科書別回答者数(分母は利用者数)
・小2国東書 6/39人
・小3国東書 6/46人
・小4国学図 1/4人
・小6国東書 7/40人
・小6国光村 27/114人
・中2国光村 19/70人
・中3国光村 4/28人
・小5社東書 1/53人
・中3理東書 1/7人

アンケート集計結果から、
・総ルビの希望が小2国東、中2国光の利用者からでていたので、
26年度は小3国東、中3国光の総ルビに対応することとする。
・全体的な集計からは、読みについて小学校低学年では抑揚を付けた読み方を希
望する人がいた。
・文字の大きさと読みのスピードについては、再生機器でほぼユーザーのニーズ
に対応できていると思われる。
・デイジー化する内容については、個々によって希望がバラバラで、本文のみで
いいという人や注釈・資料・手引き等すべて必要という人もいる。ナビゲーショ
ンでユーザーが自分の必要な箇所を選択でき、必要でない箇所はとばせる構造で
製作する必要がある。
・利用者がダウンロードしたり、保存したりする際、作品のタイトル名がわかる
ようにしてほしいとの希望が多い。メタデータのdc:titleに、国語では作品名を
付けるのがわかりやすいようである。また、社会や理科では第○章第○節等がわ
かるようにする。
・今回のアンケートではユーザーの個別なニーズはあまり見えてこなかった。
来年度のアンケートについては、ユーザーのニーズを製作に反映できるようなも
のであってほしいと思う。

(3)新製作ガイドラインとVOD対応の縦書きcssの確認
リハ協による教科書ネットワークの新「マルチメディアデイジー教科書製作にあたってのガ
イドライン 2014年2月版」を参照

(4)高校生への対応について
・NaDも高校生に対応する相談窓口となる。
・主に地域の高校生を対象とする。
・デイジーだけでなく、他の読む方法なども紹介する。

(5)VOD4.0.2がリリースされました
VOD4.0.2はネットから直接図書をダウンロードできるようになりました。
safariでリハ協やNaDのホームページにアクセスして、ダウンロードしてみてください。
また、縦書きがcssに対応するようになりました。このことで、
フォントがゴシックとなり、段落頭の一文字下げが反映されるようになりました。
(段落頭の一文字下げは26年度の教科書より)
みなさん、バージョンアップをお忘れなく!

(5)報告
①リハ協普及推進実施活動 於:山口県立図書館(1月26日)
②2013年度第2回ネットワーク会議(1月31日)と、
シンポジウム「もっと知ろう、デイジー教科書を!」(2月1日)
③astrazenecaからの報告
 
(6)予定
①3/01 ライトハウス普及セミナー
②3/02 みんなのデジタル教科書研究会 Open Meeting 09 埼玉
③3/10 リハ協普及推進会議
④3/25 シナノケンシ研究開発推進会議
⑤4/22-23 アジア太平洋地域の障害者の防災に関する国際会議(ATDO)

(7)Dolphin 製作講習会V.2について
・日時:3月22日(土)10時~12時
・場所:日本ライトハウス4階会議室3
・Dolphinを利用している会員を対象
・Dolphin の入ったパソコンをご持参ください

<次回の例会>
・日時:3月22日(土)AM10:00~PM5:00頃
・場所:日本ライトハウス4階会議室3

10時~12時
上記の通り「Dolphin 製作講習会V.2」となります。
Dolphin の入ったパソコンをご持参ください

13時~15時
連絡等の例会
質問タイム
個別相談コーナー

以上、これで、2014年2月の例会報告を終わります。

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  濱野 真士
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<第116回 平成26年1月の例会報告>

日時:1月25日(土)
場所:沢の鶴ビル8階 ハマダ眼科
本日の出席者:濱田し・濱田つ・近藤・大垣ま・大垣ゆ・戸田(午後からの参加)
・沖田・國武・横井・松村(午前中のみ参加)・金森先生(午前中のみ参加)
・濱野ま

<本日の例会内容>
(1)教科書製作進捗状況の確認

(2)2014年度教科書及びその他の図書のデイジー化について
教科書新規製作希望
・学校図書小3理科(製作)→松村
・教育出版小3理科(製作)→横井
・学校図書小3理科と教育出版小3理科の校正→國武
・中学歴史(製作)→近藤
(希望であり、決定ではありません。リハ協には希望を提出しておきました。)
その他の図書のデイジー化希望
・提案:課題図書のデイジー化

(3)iPad(Voice of DAISY version 3.0)への対応について
例会で段落の初め一文字下げや傍線等への対応について話し合いましたが、
例会後VOD4.0.0が2月中旬頃にリリースされることが決まりました。
VOD4.0.0はこれまでのCSSでの設定とほぼ同じことが可能となります。
(段落の初め一文字下げ、傍線、四角など)
ただしこれまでのCSSと記述方法が変わります。
記述方法についてはリハ協よりお知らせがありますので、それまで待ちましょう。

(4)製作費計算書について
・製作計算表を「新規製作用」「出版社による変更に伴う変更用」「ユーザーさんの
リクエストに伴う変更用」「その他の変更用(ガイドライ等の変更)」の4種類を用
意しました。
・校正や録音等の担当者が2人以上いる場合、担当者ごとにシートを記入する。
・担当者名は水色の部分に記入。
・新規作成にある最終確認は、「Windows版最終確認」と「アップ前最終確認」をセッ
トしています。
・「ルビ後の確認」はルビの確認だけではなく、ルビを付けた後の全体的な確認も含
んでいます。お間違いなく。
・2012年度までに製作したもので、新しく追加で製作した場合、新しく製作した
部分だけを新規製作として、その部分のテキスト数で新規製作という形で計算する。
・出版社による変更で読み直した箇所については、「教科書の変更に伴う編集」の対
象となるため、変更した箇所を数えて計算する。
・ユーザーさんが読み直してほしいと言ったので録音し直した場合は
「ユーザーのリクエストに伴う大幅な変更」の対象になります。
・製作者による製作やり直しについては、自己責任として、新規製作時に支払われた
製作費に含まれるものと扱わせてもらいます。
・「教科書の変更に伴う編集」も「その他の編集」も計算は製作者が記載し、それぞ
れの担当者名も記載する。(新規製作の場合と同じ。)
・校正者の指摘による読み直しについては、計算の対象にはなりません。
・「その他の編集」で、スタイルシートやメタデータの変更のみを実施した場合、テ
キスト数の欄に「600」と記入する。

(5)報告
①1/19  LLブックセミナー(沖田)
・野口武悟先生(専修大学)「特別支援学校の図書館をめぐる最近の動向と、私の研
究室でのLLブック制作」
② 1/22 ライトハウス普及推進会議(濱田し)
「音訳教材作成マニュアルおよび取り扱い説明書」の作成
3月1日にセミナー開催
③1/24  シナノケンシ実証実験
・実証実験実施者:國武・戸田
・制作ソフトのインストール
・再生ソフト(アンドロイド)のインストール
→スマートフォン(O.S.4.2以降)でも利用できます。
→お試し版(無料)の利用を希望する人は濱田滋子までメール等で連絡。その際Macア
ドレスの情報をお知らせください。
・実証実験については教科書に準ずる内容で一章分程度(20~30ページ)のものを肉声
で作成。3月18日ごろまでに。
・3月25日まとめの推進会議
④乾クリニック(伊丹市)にデイジーに関する情報を提供

(6)予定
1/6~31 LLブックフェアー 於:路地カフェ→終了
1/26 普及推進事業(リハ協) 山口県立図書館→終了
1/31 教科書ネットワーク会議(沖田・濱田し)→終了
2/1 リハ協シンポジウム(沖田・濱田つ・濱田し)→終了
3/1 ライトハウス普及セミナー
3/2 みんなのデジタル教科書教育研究会:於埼玉県
3/10 リハ協普及推進会議
3/25 シナノケンシ研究開発推進会議
4/20-23 アジア太平洋地域の障害者の防災に関する国際会議(ATDO):於仙台

(7)その他
・文科省予算案 学習上の支援機器等教材活用促進事業(新規)について
・大阪マルチメディアデイジー研究会 金森先生による
マルチメディアデイジー図書を活用・指導されている指導者へのアンケート調査
協力いただける方は下記へお問い合わせください。
大阪教育大学 特別支援教育講座 金森裕治教授
℡& Fax 072-978-3490

<個別相談コーナー>
・iPadでのデイジー教科書の再生(1名)
iTunes のインストールに問題があったのを解決。

<次回の例会>
 日時:2月22日(土)
例会 AM10:00~PM12:00頃
個別相談コーナー  PM1:00~PM3:00頃
質問タイム PM1:00~PM3:00頃

場所:日本ライトハウス情報文化センター(肥後橋)
4階第1会議室

以上、これで、2014年1月の例会報告を終わります。

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  濱野 真士
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