<第93回 平成24年1月の例会報告>

<1月の例会報告>
日時:1月28日(土)
場所:日本ライトハウス情報文化センター4階第2会議室
出席者:濱田滋子・濱田恒一・大垣真帆・ 大垣由賀・戸田・神尾・ 國武・横井
・濱野真士

<例会内容>
(1)講演会(12月4日)の反省
・会場(中会議室)が狭かった。来年度は大会議室で行ほうがよさそう。
・会場の使い方を工夫する。
・講演内容がそれぞれ充実していて、必要な情報を提供することができた。
・受付やパネル展示場でデイジーに関する質問が多かった。
・受付にはベテランの人が一人必要。
・受付でお名前を記載いただくことは必要。
・展示物を見てくれる参加者も多かった。
・パネル展示については、情報提供の面で、十分役に立った。部分的にもっと字
を大きくする等の工夫が必要。
・資料の不足があった。
・講演者の発表資料の動画への対応ができなかった。(横向きを縦向きに変更す
る。)
・モニターの切り替えに時間がかかったので工夫がいる。

(2)活動報告
①奈良市ホリデー研修会(1月14日)
講師派遣(國武・濱田し)
・参加者:約15名
・参加者は、各自、PCを持参してもらい、AMIS2.6をインストールした後、デイジ
ー図(「学校こわい」)を、実際に、再生してもらった。
②読売新聞取材(1月18日)
対応:濱田し
ディスレクシアとマルチメディアデイジー教科書の情報提供と
実践例の紹介
③マルチメディアデイジー教科書のサンプルの提供について
文科省教科書課→提供はできるが、提供方法については検討中。
奈良デイジーの会より要望:学校図書館・公共図書館・教育センター等で、教員
や保護者が見ることができたり、借りることができたりしてほしい。

(3)2012年度教科書製作について
①新規担当する教科書
・光村図書中2国語
・光村図書中3国語
・東京書籍中2理科
・東京書籍中3理科
・帝国書院中学歴史
・教育出版中3国語
・三省堂小6国語
②担当者
・光村図書中2国語→製作:足立、校正:濱野ま、最終確認:戸田
・光村図書中3国語→製作:濱野ま、校正:濱田し(html校正担当)・小澤・大垣
ま(録音校正担当)、最終確認:足立
・東京書籍中2・中3理科→製作:戸田・松村・荒田、校正:濱田し、最終確認
:足立
・帝国書院中学歴史→製作:大垣ま、校正:大垣ゆ、最終確認: 濱田し
・教育出版中3国語→製作:近藤・横井・坪川・日種・松村・荒田、
校正:濱田つ(近藤・横井担当分)、國武(坪川・日種・松村・荒田担当分)
最終確認:戸田
③教育出版中3国語の担当分担
単元1「読むこと」
◎P.10-41   近藤(製作),横井(録音)
◎P.42-45   横井
◎P.46-79   近藤(製作),横井(録音)
◎P.80-88   松村、荒田
◎P.89-119  近藤(製作),横井(録音)
◎P.120-148 坪川・日種

(4)奈良デイジーで製作した教科書以外の図書の配布について
①読みに困難のある人を対象とした図書の場合
・サピエ図書館にアップ
・ライトハウスにアップ
②一般に提供できる図書について
・ホームページよりダウンロード
③CDによる販売について
・製作費の設定例
製作費(製作にかかった時間×@1000円)÷販売冊数+CD実費(CD・ケース代合わせ
て200円)+手数料(300円)+送料
・製作費なしの設定例
 CD実費(CD・ケース代合わせて200円)+手数料(300円)+送料

(5)活動予定
①マルチメディアデイジー教科書研修会
・埼玉県入間郡三芳町の議員3名と奈良の議員3名
・日時:2月3日(金)AM10:00~PM12:00
・場所:日本ライトハウス4階会議室4
担当:濱田滋子・戸田・ライトハウスより久保田さん
②ネットワーク会議とリハ協シンポジウム(2月5日)
参加: 濱田し・戸田・足立・濱野ま
③広島国際大学製作講習会(2月22日・23日)
講師:國武・戸田
④マルチメディアデイジー図書研修会(3月2日)
於:奈良県視覚障害者福祉センター
担当:濱田し・戸田

(6)その他
・「奈良DAISYの会」の名称について
会員が奈良県以外からの参加が多数であることと、活動が奈良に限られていない
ということから、名称と活動にギャップがあり、誤解を生じることがよくある。
それで、名称の変更を考えている。
よい名称を募集します。よい案があれば事務局また
は濱田滋子shigeko@eye.or.jp までご連絡ください。

<午後の部>
(1)アップル社の教科書製作に向けた電子書籍ソフトについて(國武)
・ユーザーも教科書を製作することができる。
・文字の大きさや画像の大きさを自由に変更することができる。
・動画も入れることができる。
・スタイルシートを入れる必要がない。
・独自仕様で私たちが使える段階ではない。

(2)波線の表示方法について
①画像を使った場合(かなり無理がある)
スタイルシートの設定(参考例)
.b3 {
   text-decoration:none ;
   background-repeat:repeat-y;
   background-position:right;
   background-image:url(“image/bwavered.png”);
   padding :5px 5px 5px 5px;
}
*赤の波線の部分は、画像として設定しています。
htmlファイルでの設定(参考例)
<p>きらめく星座の物語も聞こえてくる、<span class=”b3″>夜の静寂の</span>、
なんと饒舌なことでしょうか。</p>

②教科書製作では、普通の傍線で記入し、スタイルシートで色の設定をして下さ
い。ただしinsについては使い方に注意の必要あり。
スタイルシートの設定(参考例)
ins.b2  {
     text-decoration:none;
       rt-decoration:none;
       border-right: solid 1px #FF0000;
       margin:3px;
       padding:5px;
          }
htmlファイルでの設定(参考例)
<p><span id=”zdnm_0084″>しかし最近、</span><ins class=”b2″><span
class=”sentence” id=”zdnm_0086″>演出の点で気になることが二つある。
</span></ins>・・・

 

<次回の例会>
・ 日時:2月25日(土)AM10:00~PM12:00頃
:連絡事項等
             PM1:00~PM3:00頃
:質疑応答
・場所:日本ライトハウス情報文化センター4階第2会議室